パラジウム
パラジウムは、ロジウム、プラチナ、金と並ぶ最も貴金属の一つです。
色は銀白色、時には白灰色で、展性があり柔らかく、プラチナに非常に似ており、ロジウムや金よりも重くありません。
パラジウムが発見されたのは、 ロジウム、から 1803年にイギリスの医師で化学者のウィリアム・ハイド・ウォラストンによって生の天然プラチナが発見されました。
名前の由来は小惑星 パラスさんは、 ギリシャの知恵の女神を指す パラス、 守護者アテナの愛称。
ウォラストンは、南アメリカ産のプラチナ原石を王水に溶解することにより、パラジウムを発見しました。
宝飾品中のパラジウムは世界消費量の 5% を占めています。
シートにメッキしたり、宝飾品では金とパラジウム(4~5%)の合金であるホワイトゴールドの製造に使用されます。
世界の生産量はロシア、南アフリカ、北米に分かれています。